ミカルディスは高血圧治療に用いられる薬

ミカルディスは高血圧の患者に用いられる降圧薬です。高血圧が続くことで脳卒中や脳梗塞などのリスクが高くなります。この薬を服用することで降圧作用が期待できるためリスクを低減することができます。
用法は1日1回1錠が基本で高血圧の程度や体重、年齢などによって調整されます。食事の影響を受けやすいので、食前、食後の服用については医師の指示に従って適切に行う必要があります。
高血圧になる原因は、はっきりとわからないことがほとんどです。腎臓病やホルモン異常などの病気が原因であれば、治療することで高血圧も改善されます。
しかし、多くの高血圧は異常が見られないために原因が特定することが困難です。高血圧になる要因としては過度の食塩、血管の老化、ストレス、運動不足、肥満などが考えられます。
短期間で変えられるものではないため改善するためには生活の見直しが必要で時間がかかります。
降圧剤は、高血圧の患者が原因と思われる要因を減らして正常な状態に近づけることができるまでの間に血圧を下げます。
高血圧の状態が長く続くと血管を損傷する恐れがあり、血管が詰まったり、破裂したりするリスクが高くなります。そのため危険な血圧の場合には早急な降圧が必要です。
ミカルディスは血管内にあるアンジオテンシン受容体に作用することで昇圧物質となるアンジオテンシンIIの血管収縮作用を抑える効果があります。血管内に直接作用することで早く確実に効くことが期待できます。
副作用としては、低血圧やめまい、ふらつき、頭痛などの症状が発現することがあります。また、発疹やかゆみ、じん麻疹、紅斑などの皮膚疾患も報告されています。
服用は医師の指示に従って適切に行いましょう。ミカルディスは同じように処方される高血圧の治療薬と比べて作用時間が長いため服用の回数が少なくて済むと言うメリットがあります。
ミカルディスは、高血圧の患者ために利用されるいろいろなアンジオテンシンII受容体拮抗薬の中でも作用時間が長いと言う特徴を持っています。1日1回の服用で約24時間にわたって降圧作用を持続的に発揮します。
高血圧の患者にとって早朝は脳心血管病発症のリスクが高まる時間帯です。作用時間が長いことで1度の服用で就寝後も効果を持続し、早朝においても降圧効果が維持されていることは大変安心できる状況です。
薬の効き目が長いと言うことは血中濃度半減期によって表されます。薬を服用すると成分が吸収されて血液中に溶け込みます。薬の飲む量はその血液中の濃度を必要な量にするために計算されています。
十分な血液濃度になった薬は作用しながら濃度を減らして生きます。最終的には血液中の濃度が0になって残留しない状態になります。その程度を示すのが血中濃度半減期です。
ミカルディスは血中濃度半減期が約24時間と長いため作用時間が他の同様の薬に比べて長い特徴があります。高血圧は血管内の圧力が高いことで体全体に影響を与えます。
圧力の変動はさまざまな体調不良の原因ともなります。また、血圧が高い状態が少しでもあればそれだけ血管への悪影響が続き脳卒中や脳梗塞のリスクが高まります。
作用を切らさないためには血中濃度を維持することが重要です。作用時間が短い薬は、それだけ服用する回数が多くなります。
仕事が忙しい時やうっかり忘れてしまった時に血中濃度が下がって危険な状態になることも考えられます。だから作用時間が長いと言うことはそれだけ安全性が高まると言うことです。
ミカルディスは作用時間が長いだけで効果が強いわけではありません。薬の効果が強くなると不安になるのは、その分で体に悪影響になるのではないかと言うことです。
効果が長いと言うことと強いと言うことは関係ありません。だから副作用も同じ成分の他の薬で発生する割合と変わりありません。